ナゴヤドーム内野席写真撮影に適していない座席番号は?

プロ野球選手の写真を撮ろう!と高い料金を払って内野席のチケットを取ったはいいものの、実際に現地に行ってみると、こんなはずじゃなかった・・・となった経験はありませんか?
球場にはネットだけでなく、支柱などいろいろな障害物があり、座った席によっては打席やマウンドと障害物が丸かぶりになって写真が上手く撮れない・・・なんてこともあります。今回はナゴヤドーム(バンテリンドームナゴヤ)で野球の写真撮影に適していない座席番号の一部をご紹介します。

撮影するなら内野席

ナゴヤドームで選手の写真を撮ろうと思えば、外野席やパノラマ席より、圧倒的に内野席の方が撮りやすいと言えます。外野席から打席付近やベンチまでは約100mありますので、その分選手が小さく映る形になります。また、外野席は応援が目的の方が多いですので、雰囲気的にも撮影に適さないと感じる方も多いかと思います。選手をしっかり撮影したい場合は、内野席の1・3塁ベースよりホーム側、前方のブロックがおすすめです。
ただし、外野手を撮影したい場合、各ベンチを正面から撮影したい場合は外野からの方が良い場合もあります。推しの選手がいるのであれば、その選手のポジション付近の座席を撮るのも良いかもしれませんね。

600mmのレンズがおすすめ

ナゴヤドームの内野ブロック前方の座席といえど、最前列やそれに近い席でない限り、選手までの距離は数m〜数十mあります。取った席が前方であったり、選手を引きで撮りたいなどであれば、250mmのレンズなどでも十分ですが、選手の表情などを撮る場合は600mmのレンズを使用するのがおすすめです。
結構重い・球場全体を撮りたい時には不敵などのデメリットはありますが、選手の表情はもちろん、グローブに書いてある刺繍の文字まで撮影することができるので、600mmのレンズが使用できるカメラがおすすめです。

ちなみに私が使用している機材は以下の通りです。
カメラ:CANON EOS Kiss X10i
レンズ:シグマ超望遠ズームレンズ(150-600mm)

(参考)

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ちなみに私は下記のようなカメラレンタルの会社を利用し、月額レンタルで使用しています。





ちなみに一塁側23列148番で撮影した写真の一例は以下の通りです。

内野席の中でも適している席と適してない席がある

内野席の前方のブロックの座席を取ったからと言って、全ての座席が撮影に適しているわけではありません。前や隣に他のお客さんがいたり、球場のスタッフや売り子・お客さんが常に通路を移動しているなどの理由で撮影しやすい席というのは左右されていきます。
ざっくりとまとめると以下の通りです。

・前方の列の方がよいが、前のお客さんの頭が邪魔になることもある。

前の列であればあるほど、選手が近くなるというのはもちろん、通路を通る方・移動する方が少なくなるというメリットがあります。ただし、フィールドに近いエリアは高低差が少ないので、前の席の方の頭などが入りやすいというデメリットがあります。最前列であれば文句なしです。

・ホームベースに近いエリアの方が良い

こちらも同じく単純に選手が近くなるということもありますが、守備側の選手を撮る際は選手の正面から撮りやすいというメリットもあります。また、ベンチに戻ってくる選手を撮影するのにも適しています。尚、内野手の特定の選手が撮影したい、外野の選手が撮影したいなど特定の選手を定めた場合は、その撮りたい選手のポジションに近い席を取るのが良いです。また、打席の選手を撮影したい場合は、やや1・3塁ベース寄りに席を取るのがおすすめです。
ナゴヤドームの座席種別で言うと、総合的に、メンバーズS・内野SS・内野Sのエリアが撮りやすいです。

・通路側が良い

やはり通路側の座席が撮影に適しています。通路側の席でも、ブロック内のホームベース側に通路がある席(1塁側は自分の左、3塁側は自分の右に通路がある席)が適しています。内側の座席は隣の席の方や前の方が撮影の支障になりやすいです。また、通路側でも、自席の外野側に通路がある席も、隣の席の方・前の席の方が支障になる時があります。

特に、600mmのレンズを使用して撮影する際は、レンズがかなり大きいので、周りの方に当たらないよう、また、観戦の邪魔にならないよう気を付けるよう心がけましょう。通路側の席で撮影される際も、近くの方へ一言断りを入れるなど、配慮があるとトラブル防止につながります。

ちなみに、ホームベース側に通路がある通路側席でも、通路を通る方が支障になりやすいなどのデメリットもあります。自席の外野側に通路がある通路側席は、席にもよりますが通行人が支障になる確率は減ります。

撮影するしないに関わらず通路側の席は人気の席ですので、早めに席を確保することがおすすめです。

・こんなところに支柱が!

以上の要件を満たしていても、実際に球場に行かないとわからない障害物がたくさんあります。そもそも、内野席には危険防止のため、ネットが張られています。ピントを自動で調節してくれる設定にしていると、決定的瞬間!といったときに選手ではなく、ネットしか映っていなかった、、、などの失敗は誰もが経験します。ネットに関しては、カメラの設定や技術の向上で対策するしかないかもしれません。
一番厄介なのは、そのネットを支えているポールや、球場の集音マイクがついているポール、ネットの繋ぎ目・ワイヤーです。数千円という高いお金を払って、発売日に内野SSの席を買って、いざ座席に座ってみたら、打席とポールが丸かぶり!といった超残念な席もあります。

以下の写真の例のように、ポールが邪魔になる席があります。(これはまだマシです)

ポールが邪魔

上の写真だと若干分かりにくいかもしれませんが、集音マイクのポールとネットを支えているワイヤー用のポール、そして横に伸びるワイヤーなどの障害物があります。これらと丸かぶりになったら最悪です。(ちなみに600mmのレンズでズームした場合、ネット自体は映らなくなります。ワイヤーの黒い線は入ることはあります。)

ちなみにこの支柱やネットの繋ぎ目は、1塁側・3塁側共に、61番・81番・101番・121番・168番の座席の最前列にあります。

本当は教えたくないのですが、実際のはずれ座席番号を調べました。現在別ページでまとめを作成中ですので、できあがるまでお待ちください。(自分が席を取る時に取りづらくなるので本当は教えたくないんですけどね・・・)ちなみに通路側でもはずれ席の席番号の一例は、32列82番付近、15列121番付近、23列141番付近、31列161番付近などです。

・通路側でなくてもおすすめの列番号

上記では、通路側がおすすめと書いてますが、一部、通路側出なくても撮影しやすい列番号があります。その列は、25列の座席となります。ナゴヤドームは、内野席の前方のブロックは34列ありますが、24列と25列の間にさらに仕切りがあり、段差も大きくなっています。25列の座席の前は24列の座席ではなくフェンスになっていますので、足元が広くなっています。また、前の列とも高低差があるので、通路側でなくても撮影はしやすい席となります。

ただ、ナゴヤドーム常連の方には足元が広く比較的過ごしやすい席であることは周知の事実なので、早々に売り切れる可能性が高い席であることは間違いありません。

ちなみに言うまでもないですが、最前列はもちろんどの席でも撮りやすい傾向にありますが、基本的には年間契約の座席や、シーズンシートのオーナーが早々に取ってしまうので、取れたら奇跡かもしれません。

マナーを守りましょう

最近では、球場にカメラを持ち込み、撮影している方はかなり多くなってきた印象です。また、YouTubeやSNSなどの影響により、動画を撮影される方もかなりいらっしゃいます。600mmのレンズのカメラを持ち込んで撮影される場合や、コンパクトなカメラでも三脚を使用して撮影される場合でも周りの方への配慮が必要です。とくに大きいレンズを使用されている場合、隣の方はかなり圧迫感を感じている場合もあります。

座席をはみ出して撮影しない、大きく振り回さない、三脚等を隣の席にはみ出さない、決定的瞬間を遮られても不快感をださない、撮影待ちで通路に立ち止まっている方を先に通す、など、周りの方に配慮をするようにしましょう。
隣の方がいらっしゃったときに「撮影してますが、プレーが見えなかったりしたら遠慮なく言ってくださいね」などと一言断っておくのも一つの手かもしれません。お互い気持ちよく利用するために、マナーを守りましょう。

一脚がおすすめ

ちなみに600mmのレンズのカメラはかなり重いです。三脚になると場所をとってしまうので、以下のような一脚などを使用するのがおすすめです。

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